「兵庫県産粘土瓦利用住宅特別融資制度」の創設を求める意見書

 



 兵庫県産粘土瓦のうち、淡路島で生産される粘土瓦「淡路瓦」は、県内生産の98%を占めている。しかしながら 阪神・淡路大震災以後、瓦材の耐震性に対する不安、経済不況、建築様式の洋式化などにより需要が激減し、産地間価格競争の激化、原油価格の高騰などにより、収益性悪化による経営不振、また、深刻な後継者不足、職人不足など厳しい状況にある。
 こうした状況下、淡路瓦工業組合においては、国、県、並びに地方自治体の支援の下、地震に強い軽量瓦や耐寒性能を向上させた耐寒いぶし瓦、融雪瓦の試験・調査研究にも鋭意努力を積み重ね、また、後継者や瓦葺職人の育成など淡路島の地場産業を守るため業界を挙げて取り組んでいる。
 粘土瓦は、厳しい日本の気候風土に適した機能を持ち、経済的にも優れた屋根材として高く評価されており、自然の粘土で作る瓦は、安全で人と環境にやさしい屋根材である。
 この優れた性質を持つ淡路瓦を県民に広め、地産地消を進め、地域の生活を支える地場産業を守っていくことは、大変有意義であると考える。
 よって、兵庫県におかれては、「兵庫県産木材利用木造住宅特別融資制度」と同様に、兵庫県産粘土瓦を使用した住宅に特別融資が受けられるよう、新たに「兵庫県産粘土瓦利用住宅特別融資制度」の創設を求める。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 

淡路市議会

洲本市議会

南あわじ市議会

 

兵庫県知事

 

  井 戸  敏 三  様